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エスパー魔美の概要

概要 [編集] 漫画雑誌『マンガくん』の創刊号(1977年)から翌1978年まで連載。『マンガくん』が『少年ビッグコミック』に改題された後は不定期に掲載、1982年に最終回を迎える。 1987年にテレビ朝日系列でアニメ化。それに伴い『月刊コロコロコミック』に再掲載される。 2002年には、NHK「ドラマ愛の詩」枠で実写ドラマ化。 あらすじ [編集] 明月中学に通う普通の中学生・佐倉魔美は、同級生の高畑和夫を思わず助けたことから、自分がエスパーであることに気づく。当初、自分をエスパーだと誤解していた高畑だったが、それは魔美のものだと気づき魔美のよき理解者になると共に助言をするようになる。自らの超能力を高めていく魔美は、その能力を人助けのために活用する。 キャラクター [編集] 声:はアニメの、演:はドラマのキャスト 佐倉魔美(さくら まみ)(声:横沢啓子/演:笹岡莉紗) 本作品の主人公。東京近郊の「佐間丘陵」にある明月学園中学の生徒。血液型O型。誕生日は原作では明示されていないが獅子座で土用の丑の日、アニメ版では京都大文字焼き送り火の8月16日。ひょんなことから超能力に目覚め、以後は人助けのためにその力を使う。性格は明るいがそそっかしくてお節介。困った人を見ると放っておけない。その気になればいくらでも悪用できるはずの超能力を魔美が一切悪用しないのは、彼女のこうした性格によるところが大きい。勉強および家事が苦手。特に奇矯な料理はママの特訓によって「食べられるレベル」になったクリームシチュー以外は親友である高畑ですら一度食べて懲りたというほどのもので、調理中に料理から毒ガスが漂ったり爆破したりと正にテロ級である。インスタントラーメンすらひどい味になってしまい、その腕前は自覚しているはずなのだが、機会があればすぐに料理を作ろうとしている。画家である父親の前で、よく小遣い稼ぎにヌードモデルをする。魔美自身も絵を趣味としており、しばしばスケッチに出かけている。絵の腕前は父譲りで、なかなか上手く画家になることが夢らしい。父方の曽祖母がフランス人で、赤毛は隔世遺伝によるもの。父に超能力を打ち明けようとしたがフランス系の先祖が魔女狩りの被害に遭っていることを聞かされ、超能力を公言することを控えるようになる。ちなみに「まみ」とは、タヌキの古称。漫画では、基本的に「マミ」と片仮名表記で呼ばれている。ときどき父から「マミ公」と呼ばれる。かなづちで幽霊が苦手。 精神的にはまだ思春期の中学生ということもあり、はっきりとした恋愛感を持っておらず、他人に対する好き嫌いも割とあっけらかんとしている。高畑との関係も外向きには「親友」「友人」と発言している。しかし、彼女の視線が高畑以外の男性を「異性」として見ていないこと、彼との親密な付き合いによって築かれた強い信頼関係、「私、決めた! 高畑さんのお嫁さんになろう(アニメ66話)」「(誕生日祝いで)…大好きな高畑さんがいて。最高の誕生日だわ!(アニメ66話)」などの発言を考えると、自分でも気づかないうちに高畑に異性としての好意を持っており、高畑の方も彼女に好意を持っていることから、実質的に二人は恋人関係にあると言える。 高畑和夫(たかはた かずお)(声:柴本広之/演:上條誠) 魔美と同じ中学の生徒。魔美のことは「魔美くん」と呼ぶ。明月中学きっての秀才で、教科書を一度読んだだけで全て暗記する才能があるが、「自分みたいな遊び人がテストで高得点を取るのは申し訳ない」と、当人はそれを隠しており、テストでは必ずわざと数問間違える。体調が悪いときに受けたテストではすべて正解してしまい、クラスメイトから悪口を言われた。草野球に熱中しているが、野球選手としては才能がない。素振りの練習が日課。4月12日生まれ。 不良グループに絡まれていたところを魔美の超能力によって陰から助けられたことがきっかけで、当初は自分が超能力者だと信じ込んでいた。舞い上がる高畑を前にエスパーであることを告白できずにいた魔美とともに、暫くの間超能力の研究に勤しんでいたが、ある時超能力を使っていたのは魔美だったと分かり、落胆する一方で嘘が大嫌いとして魔美に騙されていたことを怒る。しかし高畑との喧嘩別れに落ち込んで帰宅が遅くなったことを両親に責められた魔美のために、信念を曲げて嘘のアリバイを証言しピンチを救う。和解後は魔美の良き理解者となり彼女を支えるようになる。物事の本質を見抜く鋭い知力を持つため、感情だけで行動する魔美に対しては「それでは根本的な解決にはならない」としばしば苦言を呈するが、結局は彼女のひたむきさに折れて力を貸すことが多い。性的な興味は年相応にあり、魔美のヌードを想像していたところを魔美に超能力で覗かれ、卒倒する場面もある。 魔美に対してはよき理解者で親友であるが、恋愛に関しては理屈が先行することと、元々口下手なことから、好意を思わせる甘い台詞などを吐くことは決してない。しかし、彼女との親密な関係や彼女に好意を持っていると思わせるいくつかの発言(例えば、自殺を決意した大学生を救済する手段として、大学生の要求どおり魔美が自分をクリスマスプレゼントにすることを決意すると、大学生宅におしかけ「魔美をかえせ!! きたないぞ!! 自殺するなんておどして、単純な……いや、純真な乙女心を!!(アニメ37話)」と激しく抗議した。魔美に対する彼の熱い想いが読み取れる)や、魔美の方からの彼に対する好意的な発言を聞いて喜ぶシーンがいくつかあることを考えると、彼の方も魔美に対して異性としての好意を持っていると考えられ、相手も同じ感情を持つことから、実質的には恋人関係である。 コンポコ(声:小粥よう子) 魔美の飼うペット。。鳴き声は「フヤンフヤン」。タヌキとキツネの合の子の様な風貌だがれっきとしたオスイヌ、血筋がハッキリしない雑種犬でよくネコやタヌキ、キツネに間違われる。笑い上戸でプライドが高く、名前や違う動物に間違えられるとすぐ怒り、噛みつく。油揚げが大好物。臆病で方向音痴の上、佐倉家が空き巣に入られた時も、ベッドで爆睡していたドジ犬だが、野生の直感は優れておりたびたび魔美のピンチを救っている。魔美が超能力に目覚める直前に拾われており、高畑は魔美の超能力に目覚めるきっかけになったと推察している。隣家の陰木宅の美人犬メリーちゃんが大好き。しばし人間の言葉を理解して行動する節があり、魔美の超能力との関連を示すような描き方をされたが、本編では最後までコンポコの謎は解かれなかった。 佐倉十朗(さくら じゅうろう)(声:増岡弘/演:草刈正雄) 魔美の父。職業は画家兼区立高校の美術講師。たびたび個展を開くが絵はあまり売れていない。絵を描くときに調子がいいときは鼻歌を歌うのが癖だが下手。よく旅行やドライブに行ってスケッチをする。たくあんとパイプが好き。ドラマでは「十朗」は画家としての筆名で、本名は「比呂志」とされた。娘を「マミ公」と呼んでいる。少年向け藤子F不二雄作品の父親としては珍しく自家用車を所有しているが、「ポンコツポンコツ」と音を出して走るオンボロ車である(原作では車種が不明確だが、アニメではフォルクスワーゲン・ビートルである)。アニメでは最終回でフランスに絵画留学することとなった。画家志望であったことや妻とのなれそめなどには『ドラえもん』の野比のび助の設定と共通する要素が見られる。百朗という弟を持ち、田舎に兄がいるとの言及から、一朗・十朗・百朗の三兄弟ではないかと思われる。 佐倉菜穂子(さくら なおこ)(声:榊原良子/演:涼風真世) 魔美の母。朝売新聞の外信部に勤めている。原作では名前は出ず、「菜穂子」はアニメでの名前である。ドラマでは「花枝」とされた。原作には地下道に住むホームレスを見て「勉強しないとあんな風になる」と魔美に話すというエピソードがある。これは原作当時のホームレスに対する一般的な印象を反映したエピソードであるが、この表現はアニメ化に際して変更されている。また、アニメでの「記者になった魔美」では、取材した際に、相手の心情を理解し、発表を差し控えるなどのマスコミ関係者としてはモラルの高い人物として描かれている。原作では末期になるとめったに登場しなくなり、登場数の激減による作者のミスなのかパーマンの主人公、須羽ミツ夫のママのような容貌に描かれた話もある。 陰木さん(いんき)(声:京田尚子) 佐倉家の隣に住むおばさん。前半は一人息子の家出と夫の病気等の家庭の不幸から陰気で嫌味な性格になり、佐倉家の粗探しをしてはネチネチと苦情を言いに来たり、超能力の現場を目撃し魔美の事をエスパーと疑ったり、佐倉家に対して悪戯電話などの嫌がらせを行った事もある。しかし息子が帰って来た中盤以降は性格が一転して優しい態度をとるようになった。 細矢さん(ほそや)(声:中谷ゆみ) 佐倉家の町内に住んでいるおばさん。「町の放送屋」のあだ名があるほど噂話が好き。『オバケのQ太郎』でも登場している。 竹長悟(たけなが さとる)(声:佐々木望) 魔美のクラスメート。高畑の野球仲間。明確な表現はなかったが幸子の彼氏と思われる。新聞部に属しており、一見頼りないが不良たちの脅しにも屈しなかった正義漢。21エモンに容姿が似ている。 桃井のり子(ももい のりこ)(声:渕崎ゆり子) 魔美のクラスメートで仲良し3人組の1人。おとめ座。血液型B型。愛称は「ノンちゃん(後半は『ノン』)」。3人の中では楽天的な性格で情報屋。魔美や高畑にツッコミを入れることが多い。原作にもそれらしい人物はいるが、アニメで明確に性格付けされたキャラクターで第1話から登場している。放送延長に伴い、レギュラー化する。魔美、幸子と共にいる様子が多く見られた。 間宮幸子(まみや さちこ)(声:江森浩子/演:井端珠里) 魔美のクラスメートで仲良し3人組の1人。てんびん座。血液型A型。原作にも登場。愛称は「さっちゃん(「幸子」と呼ばれることも)」。三人組の中では一番落ち着いた印象を与える。彼氏持ち(竹長)。原作での出番は多くなかったが、アニメでは放送延長の強化策としてノンちゃんと共にレギュラー化。魔美の日常生活の描写を膨らませるのに貢献した。放課後の教室で3人ではしゃぐ姿が目立った。ドラマでは名字は「相原」で高畑に関心を持っているという設定になっている。 番野兆治(ばんの つよし)(声:塩屋翼) かつて魔美のクラスで番を張っていた不良。彼のグループが高畑を襲ったことが魔美の超能力を顕在化させるきっかけとなった。原作では「番長」の通称のみで呼ばれていたが、アニメで準レギュラーとなるにあたりキャラ名が改めてつけられた。アニメではその後更生し、クラスメートの転校にはなむけを用意するなど、人間的な面も見せるようになる。また、事故によって一時的に魔美の超能力が彼に移行したこともあった。ただし、原作では最後まで不良番長であり続けたため、一部の話数において、原作での「番長」の役柄がアニメでは別の不良に置き換えられている。 富山高志(とみやま たかし)(声:平野義和) 魔美のクラスメート。眼鏡をかけており、クラシックマニア。魔美に興味があり自慢のレコード鑑賞を持ちかけて自宅に誘うもほとんど断られる。原作では複数出番がある割にチョイ役に近かったが、アニメでは終了間際では、魔美の助力もありクラスメートの藤野沙織と交際することになる。 有原成宏(ありはら なりひろ)(声:鈴置洋孝) 明月中学の映画研究部部長。イケメンで女子生徒に圧倒的な人気を持つ。魔美を主人公に「透明ドラキュラ」という映画を撮影することを画策するが、魔美のヌードを期待してのものであった。六歌仙の一人、色好みの美男在原業平にちなんだものと思われる。 黒沢庄平(くろさわ しょうへい)(声:飛田展男) 映画研究部副部長(アニメでは後に部長に)。有原とともに8ミリカメラ担当として映画撮影に携わったが、魔美の超能力を目撃した事によりエスパーではないかと疑い、様々な策を用いて証拠を押さえようとする油断ならない男、また女性としても魔美に好意を持っているらしく「将来の妻」と呼んでいる。アニメでは、超能力よりも魔美の気を引く事に執着しており、盗撮や疑似フィルム編集などほとんどストーカーに近い行動をとっていた。一応3年生だが背が低い事からよく1年生に間違われる。本人が言うには父は一流商事会社の部長で、母の実家は大地主らしい。 黒田赤太郎(くろだ あかたろう)(声:佐藤正治) 明月中学OB。少年院帰りの札付きの不良で応援団の『会長』として学園の暗部に君臨していた。素手で木を真っ二つに折る程の怪力の持ち主。暴力排除キャンペーンを張った新聞部を屈服させ、なお反対する高畑を制裁しようとしてワンダーガール(魔美の扮装。アニメではエスパーエンジェル)に懲らしめられる。その後舞い戻ってくるが、自分が歯が立たなかった相撲部屋の親方に感服して相撲取りの道を歩むことになった。名前はどおくまんの漫画『嗚呼!!花の応援団』の主人公である青田赤道がモチーフと思われる。 黒雪妙子(くろゆき たえこ)(声:鶴ひろみ) 高畑の幼なじみ(アニメ版ではいとこ)で、高畑を「和夫ちゃん」と呼び、高畑からは「妙ちゃん」と呼ばれている。10代後半から20代前半と見られ、ふだんはバイクに乗っている。しし座。ディスコや酒が好き。高畑と仲のいい魔美が気に障るらしく、魔美にはきつく当たる。アニメではドッグ・トレーナーの資格を持ち、秘かにエスパーであることを疑っているような描写が見られる。 藤野沙織(ふじの さおり)(声:三浦雅子) アニメ版のオリジナルキャラクターで魔美たちのクラスメイト。名前のイニシャルとSFばかり読むことから「SF」というあだ名を持つ。考え方が空想的で、小説の世界と現実世界を区別しようとしない。また、性格も閉鎖的で、他からの干渉を嫌う。クラスメートの富山高志の恋愛に対する魔美の助力や彼からの告白があり、富山と交際することになった。 魔美の使う主な超能力 [編集] テレキネシス 物質を触らずに動かす力。当初、超能力を高畑にも隠していたが、クシャミをしてティッシュペーパーを念力で引き寄せることを無意識に高畑の前でもしてしまったことで高畑に超能力がばれる。魔美は特にこの能力に秀でており、ブルドーザーを吹き飛ばすほどの力が出る。また、複数の人形を同時に動かして人形劇をやらせるなどの複雑な操作も可能。親指と人差し指、小指を立てた独特の仕草で発動する。能力の発揮にはこの手振りが必要であるため、束縛されてテレキネシスを封じられるという場面もあった。 また、クシャミを利用して対象物を破壊する「サイコクラッシュ」(念分裂)、物質を浮かせる「レビテーション」(自分にテレキネシスをかけて飛行する他、複数の物体を同時に浮かせ、複雑な軌道を取らせることも可能)、さらにはテレキネシスの効果を持続させる「オート・エンドレス・テレキネシス」(残留思念)などの高度な技も使いこなす。 終盤になると魔美のテレキネシスのサイコパワーは、実際の戦術レベルに転化できるほど強力なものになっていく。心優しい彼女は「制御を誤れば他人を殺し得るほどの大きさに成長した」ことに気づいて自らの力に恐れ、使うことをためらったこともあった。しかし高畑に「どんな危険な力も、使い手次第で人を幸せにできる道具になる」と説得され、必死に自制しながら制御する術を学んでいく。 テレポーテーション 物質を瞬間移動する力。魔美の場合は、自分に物体が衝突する危険を回避する形で発現した。後に衝突のエネルギーによるものだと高畑は指摘する。魔美が任意に発現させるために、高畑がテレポーテーション・ガンを製作し、魔美に贈った。これは仁丹が飛び出る仕掛けとなっており、外観的にはハートの形をしたブローチで、魔美のイニシャル「M」をあしらってあり、魔美は常に胸元に付けている。ちなみに、仁丹はウメ味。 1回に移動できる距離は初め約600メートルだったが、徐々に距離が伸び、終盤では1回で約5キロメートルが可能なまでに成長した。権利関係上、アニメでは仁丹がビーズに変更されている。緊急時には高畑が魔美に手元の適当な物を投げつけてテレポートさせる。また、部分テレポートも可能であり、輸血や毒物の転移、ガン細胞の除去などの役に立った。 テレパシー 他人の思考や記憶を読み取る力。魔美としてはどちらかといえば苦手な能力。魔美の場合は、皮膚電流から思考を読み取るので、導体を通しての読み取りも可能(作中では「導体テレパシー」と呼称)。逆に、魔美の思考やイメージを他者に送り込むことも可能。相手のプライバシーに触れることになるため、緊急時以外は魔美自身も積極的には使用したがらない。 非常ベル 助けを求める思考波がベルとなって聞こえる。範囲は約1キロメートル。彼女のテレパシー能力を理解している高畑が彼女に向かって救難信号を出す時は、はっきりと彼の思考が聞こえてくるため、テレパシーの派生型と思われる。この非常ベルを魔美が聞き取り、テレポートで現場に急行してテレキネシスで事件を解決、というのが、この作品の「活動」の主な流れとなっている。本来は彼女にとって苦手なはずのテレパシーだが、助けを求める声だけには非常に敏感というあたり、お節介な魔美らしいと言える。なお、イタリアで放映された際のタイトルは「マルティーナと不思議な鐘」。不思議な鐘とは非常ベルのことと思われる。 プレコグニション 未来に起こることを頭の中に浮かべることができる能力。魔美の場合は本人の意思と関係なく、ふいに予知夢などでイメージが自然に伝わってくる事が多い。魔美はこの能力が苦手らしく、交通事故の予知をはずしたこともある。 念写 ビデオや写真に自身のイメージを焼き付ける。あらかじめ記録されている映像を書き換えることも可能。 クレヤボヤンス 魔美が苦手とする能力の一つで、他の物体に遮られて見えない物や空間を見る能力。魔美のそれはそれほど強くはなく、物質を凝視して精神を集中すれば多少見える、といった程度。魔美は「エスパー」とはいうものの、実際には「ESP」は苦手で「PK」のほうが得意のようである。 空間把握 透視能力の派生型で、視覚で見えない遠くの空間の状態を把握するレーダーのような能力。魔美がテレポートしても物体に衝突したり、転移先の物体と融合したりしないのは、この能力によって移動先の空間をある程度把握し、衝突を回避しているからではないかと高畑は推測している。終盤、彼女のテレポーテーション能力の距離が5キロまで拡大したのも、この能力の成長により、より遠くの空間を把握できるようになったからと考えることもできる。ちなみに5キロとは、大よそ地平線までの距離(正確には4、5キロほど)である。 舞台 [編集] 原作 [編集] 多摩丘陵がモデルと思われる「佐間丘陵」の中にある町で、多摩川と思われる川がしばしば登場し、世田谷区から走って20分というセリフが登場することから、作者が亡くなるまで35年にわたって住んでいた川崎市多摩区である可能性が高い。またセリフで「青梅街道といえば目と鼻の先」と実在の場所も出てきている。 アニメ [編集] 第36話「燃える疑惑」で「魔美が住む街」として画面に映された地図が多摩市のものであったこと、設定資料の町内地図に描かれた鉄道駅や川の位置関係の類似等から、多摩市の京王線聖蹟桜ヶ丘駅周辺がモデルと思われる。 ドラマ [編集] 名古屋市と明示されており、中学が名古屋市立東星中学校でロケされ、初回のリポートするシーンは平和公園であったことから、名古屋市千種区が舞台であると考えられる。 明月中学 [編集] アニメでは私立と明記されているが、原作やドラマでは表記がない。作中に登場する生徒は学校の近辺に生活していること、生徒間の学力にはかなり差があること、から公立である可能性もある(黒田のようなOBを輩出していることから少なくとも名門進学校ではないと思われる)。


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